第205章下心的動機

カスピアンは見るからに堪忍袋の緒が切れかけていた。もともとスターリング・グループの連中が好きではない。その嫌悪は、分刻みで増していくばかりだった。

彼はこぶしの関節で机をコツコツと叩いた。「近道を探して、他人に自分の仕事をやらせようとするんじゃなくて、ちゃんと実務にエネルギーを向けてくれ。頼むからな」

いら立った視線をゾーイに投げ、彼は続けた。「質問があるなら、このあと個別に来い。みんなの時間を無駄にするな。会議は以上だ!」

ゾーイはその場に凍りついたまま、手を中途半端に上げた姿勢で固まっていた。顔色がすっと青ざめる。カスピアンが皆の前で、ここまで露骨に突き放すとは思っていなかったのだ。...

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